鉄道撮影におすすめの一眼レフ  【2025年版】

 

 「これから鉄道写真を本格的に楽しみたいけど、どの一眼レフを選べばいいかわからない…」

そんな方のために、鉄道撮影にぴったりの一眼レフカメラをわかりやすく紹介します。
初めてでも安心、必要な機材や撮影ポイントも解説しています。

 

 

 

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【目次】

  1. 一眼レフとミラーレス一眼の違い
  2. 初心者向け一眼レフ選びのポイント
    • 高速連写性能
    • オートフォーカス(AF)
    • センサーサイズと画質
    • 画像転送機能
  3. おすすめのメーカーとモデル
    • Canonのおすすめの機種
    • Nikonのおすすめの機種

 

1. 一眼レフとミラーレス一眼の違い

 

ミラーレス一眼は、小型で軽量化が進んでおり、持ち運びやすさが大きなメリットです。スマホへの画像転送や手ブレ補正などの便利な機能も充実しており、旅行や日常撮影にも向いています。

 

 

一方、一眼レフは特に中古市場で多く出回っており、比較的安価に購入できる点が魅力です。また、鉄道撮影などで必要な高速連写やオートフォーカス(AF)をしっかり使いたい場合は、一眼レフの幅広い機種選択肢が有利です。センサーはAPS-Cサイズが中心で、画質と価格のバランスも良く、初心者でも手を出しやすいのが特徴です。

 

 

鉄道撮影のように低速から高速の列車まで幅広く撮る場合は、性能面で自分に合った機種を選ぶことが大切です。

 

 

 

 

 

2. 初心者向け一眼レフ選びのポイント

 

鉄道撮影で使う一眼レフを選ぶときは、以下のポイントに注目すると失敗が少なくなります。

 

 

 

◎高速連写性能

 

列車は低速から高速までさまざまに動くため、シャッターチャンスを逃さない連写性能が重要です。秒間5〜10コマ以上の連写ができる機種を選ぶと安心です。

 

 

 

◎オートフォーカス(AF)

 

列車や風景など、動きのある被写体に素早くピントを合わせる機能がオートフォーカス(AF)です。AFポイントが多いほど、画面内のどこにでも自由にピントを合わせやすくなります。鉄道撮影では、動く列車にもしっかりピントを合わせることが重要です。AFポイントは20〜40以上あると扱いやすいです。

 

 

 

◎センサーサイズと画質

 

カメラの画質を大きく左右するのが センサーサイズ です。
NikonやCanonの入門・中級クラスの一眼レフでは、主に APS-Cサイズ が使われています。

 

 

 APS-Cセンサーの特徴

  • フルサイズより小さいが、価格が抑えられており手を出しやすい
  • 小型・軽量なボディと組み合わせやすい
  • 日常撮影や鉄道撮影でも十分な画質

 

 

 

◎画像転送機能

 

Wi-FiやBluetoothを備えたカメラなら、撮った写真をすぐにスマートフォンに送ることができます。たとえば、撮影した鉄道の写真をその場で友人に見せたり、SNSに投稿したりするのも簡単です。

意外に見落としがちですが、列車の写真をその場で確認したりすぐ共有したりできるので、あると非常に便利です。

 

 

 

3. おすすめのメーカーとモデル

 

初心者が鉄道撮影用に選ぶなら、1台目としては Canon と Nikon がおすすめです。両社はAF性能に優れており、鉄道のように動きの速い被写体を捉えやすいのが特徴です。さらに大手メーカーならではの豊富なレンズラインアップに加え、中古市場でも多く出回っているため、コストを抑えて始めやすい点も魅力です。

 

 

 

他メーカーにもそれぞれ魅力はありますが、動体撮影が苦手だったり、市場に出回る数が少なかったりするため、鉄道撮影を始

めるうえではCanonかNikonを選ぶのが安心です。

 

 

 

 ◎Canonのおすすめ機種

 

 

■EOS Kiss X7i

 

 

 

 

 

Canon Kiss X7i は、初心者でも扱いやすいエントリーモデルです。AFは9点でやや控えめですが、日常撮影や趣味の撮影には十分対応できます。連写性能も備えており、動く被写体の撮影にも安心です。さらに、Wi-Fi機能を搭載しているため、撮影した写真をスマートフォンに手軽に転送できます。Canonの豊富なレンズラインナップが利用でき、中古市場でも手に入りやすいため、コストを抑えて始めやすい点も魅力です。 

 

 

 

◎性能

 

・センサー:APS-C(有効画素数 約1800万画素)

・連写性能:最高 約5コマ/秒

・オートフォーカス(AF):9点AF

・無線通信:Wi-Fi搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3インチバリアングル(タッチ操作可能)

・重量:約555g

 

 

 


  

■EOS Kiss X8i

 

 

 

 

 

 Canon Kiss X8iは、入門〜中級者向けのAPS-C一眼レフで、撮影性能と操作性のバランスが良い機種です。AF性能や連写機能が向上しており、鉄道など動きのある被写体にも対応しやすくなっています。タッチ操作可能な液晶モニターを搭載しており、直感的に操作できる点も魅力です。BluetoothおよびWi-Fi機能も備えており、撮影した写真をスマートフォンに手軽に転送できます。

 

 

◎性能

・センサー:APS-C(有効画素数 約2420万画素)

・連写性能:最高 約5コマ/秒

・オートフォーカス(AF):45点

・無線通信:Wi-Fi・Bluetooth搭載(スマホ転送可能)

・液晶モニター:3インチバリアングル(タッチ操作可能)

・重量:約485g

 

 

 


  

■EOS Kiss X9i

 

 

 

Canon Kiss X9iは、初心者でも扱いやすく、鉄道撮影などの動きの速い被写体にも対応しやすい一眼レフです。AF性能や連写性能がしっかりしており、Wi-FiやBluetoothも搭載しているため、撮影した写真をスマートフォンへすぐに転送可能です。

また中級者でも十分満足できる性能を備えており、入門機としてだけでなく、ステップアップ用としてもおすすめです。

  

 

◎性能

・センサー:APS-C(有効画素数 約2420万画素)

・連写性能:最高 約6コマ/秒

・オートフォーカス(AF):45点AF

・無線通信:Wi-Fi/Bluetooth搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3インチチルト式(タッチ操作可能)

・重量:約532g

 

 

 


  

■EOS Kiss X10i

 

 

 

Canon Kiss X10iは、入門者から中級者まで幅広く対応できるAPS-C一眼レフです。Kiss X9iの後継機としてAF性能や連写機能が向上しており、動きのある被写体も捉えやすくなっています。Wi-Fi・Bluetooth機能も搭載しており、撮影した写真をスマートフォンにすぐに転送できるため、SNSへの投稿や友人との共有も簡単です。操作性も改善され、初めての一眼レフとしても扱いやすい機種です。

 

 

◎性能

 

・センサー:APS-C(有効画素数 約2420万画素)

・連写性能:最高 約7コマ/秒

・オートフォーカス(AF):45点

・無線通信:Wi-Fi・Bluetooth搭載(スマホ転送可能)

・液晶モニター:3インチバリアングルタッチ式

・重量:約515g

 

 


◎Nikonのおすすめの機種

 

 

■Nikon D3500

 

 

 

 

Nikon D3500は、入門向けAPS-C一眼レフとして非常に扱いやすいモデルです。AFは11点とやや控えめですが、秒間約5コマの連写性能は日常撮影や鉄道の基本的な動きに対応可能です。液晶モニターは3インチのチルト式で角度を変えて撮影できますが、タッチ操作はできません。また、最低限のBluetooth機能も備えており、写真をスマートフォンに転送して手軽に共有することが可能です。軽量でコンパクト、価格も手頃なので、初めての一眼レフとして気軽に試すことができる一台です。

 

 

 

 

◎性能

・センサー:APS-C(有効画素数 約2416万画素)

・連写性能:最高 約5コマ/秒

・オートフォーカス(AF):11点AF

・無線通信:Bluetooth搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3インチチルト式(タッチ操作不可)

・重量:約365g

 

 

 

 


 

 

■Nikon D5600

 

 

Nikon D5600は、入門〜中級者向けの一眼レフです。D3500と比べると、オートフォーカスの点数が増えており、動きの速い被写体でもピントを合わせやすくなっています。連写性能は秒間5コマで鉄道撮影でも十分対応可能です。モニターは可動式のタッチスクリーンになっており、構図を確認しやすく操作もしやすいです。さらにWi-FiやBluetoothを搭載しているため、撮影した写真をすぐにスマートフォンに送ることができ、SNSへの投稿や友人との共有も便利です。APS-Cサイズのセンサーを採用しているため、画質と価格のバランスも良く、鉄道撮影を始める方にも扱いやすいモデルです。 

 

  

 

◎性能 

 ・センサー:APS-C(有効画素数 約2416万画素)

・連写性能:最高 約5コマ/秒

・オートフォーカス(AF):39点AF

・無線通信:Bluetooth / Wi-Fi搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3.2インチバリアングル液晶(タッチ操作可能)

・重量:約465g

 


 

 

■Nikon D7500

 

 

 

Nikon D7500は初心者でも扱いやすい上に、より高度な撮影を目指す方の選択肢に入ります。D7000シリーズの中でも最新機種で、AFや連写性能が向上しており、鉄道のように動きの速い被写体にも対応しやすいのが特徴です。また、Bluetooth/Wi-Fiを内蔵しているため、撮った写真をスマートフォンへすぐに転送でき、SNSへの投稿や友人との共有も簡単です。ただし、ボディ重量は約720gとD3500、D5600と比較して少し重めのため、長時間の手持ち撮影では疲れやすい点は留意が必要です。とはいえ、安定した撮影や操作性の高さを考えると、鉄道撮影でも十分活躍できる一台です。

 

 

◎性能 

 

センサー:APS-C(有効画素数 約2088万画素)

・連写性能:最高 約8コマ/秒

・オートフォーカス(AF):51点AF

・無線通信:Wi-Fi/Bluetooth搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3.2インチチルト式(タッチ操作可能)

 ・重量:約720g

 

 


 

 

■Nikon D5300  D5500

 

 ※写真はD5300

 

 

NikonのD5300は、モニターのタッチ操作やBluetooth通信機能を備えていませんが、その分価格が抑えられており、コストを重視する方に向いています。一方、D5500はBluetooth通信機能こそ非搭載ですが、それ以外の性能はほぼD5600と同等です。撮影した写真はSDカードをスマートフォンに直接接続して転送することもできるため、無線通信の速度や安定性を気にせず扱えます。実際に私もD5600を使用していますが、無線転送は必ずしも高速とは言えないため、これらの機種も十分に選択肢となり得ます。

 

 

 

◎性能 (D5300   D5500)

 ・センサー:APS-C(有効画素数 約2416万画素)

・連写性能:最高 約5コマ/秒

・オートフォーカス(AF):39点AF

・無線通信: Wi-Fi搭載(スマホへの転送可能)

・液晶モニター:3.2インチバリアングル液晶(D5300はタッチ操作不可、D5500は可能)

 

 

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